今日は今行って来たばかりのコンサートをアップしよう(いつも終わって時間がたってから書くことになってしまうので)。木金の2日間にゼミが集中していることもあって、金曜日の夜はゆっくり過ごすことが多いけれど、今日は5時過ぎに友人から「すぐ近くのブルターニュ高等法院の広場でアコーディオンのコンサートがあるから来ない?」とお誘いの声がかかってしまった。やらなければいけないことが溜まっているので迷ったものの、歩いてすぐなのでてくてく行くことにした。(写真の後ろに少し見えているのが高等法院。撮ったときは気づかなかったけれどもしかして満月が映っているかな?)。
このアコーディオンのフェスティバル「Le Grand Soufflet」(アコーディオンの蛇腹を意味する)は今年で13回を数えるイベントで、会場には大人から子供までたくさんのお客さんが聴きに来ていた。写真に映っているオブジェはユーモアがあるし、おもしろい。Souffletは「ふいご、蛇腹」の意味だけれど、「息吹き、息」を意味するSouffleと派生語の関係にあることからもわかるように、アコーディオンの蛇腹を人間の胴体になぞらえて創られたこのオブジェには、音楽の根源となるものがメタファーに込められている。人間の「息」から「声」が発され、その「声」から生まれたのが音楽に他ならない。アコーディオンは人間の体ではなく楽器だけれど、そこから生きた音楽が紡がれることを願ってこのオブジェが生まれたのだろう。
かわいらしいオブジェ
今日聴いたライブは、アコーディオンとヴァイオリン、それにエレクトロニクスの3人によるアンサンブル。これは「Projet de MAM」という名の新しいプロジェクトで、そのコンセプトは、映像のイマージュとアコースティック楽器、そしてエレクトロニクスが一体になって、音楽的・視覚的な効果を探ろうというもの。この狙い自体は新しいものではないけれど、映像と音楽の関係はけっこううまくいっているように感じた。このブログでは映像を長くアップロードできないので残念。
