カフェ
“L’épicerie”
3週間くらい会っていなかったLucieと久しぶりに会う。今週に入ってぐっと春めいて来たレンヌの街をぶらぶらお散歩。去年マリジョーたちと入ったクリスマス以来ご無沙汰していたあのカフェへ。冬の間は閉じていた道路側の壁(ドア)が開け放たれてオープンテラス風になっていたけれど、ゆっくり過ごそうと奥の部屋に入った。柔らかい陽射しが心地いい。
このティータイムは二度目のときに撮った写真。二度目というのは、一度奥の部屋でゆっくりお茶したあと、天気のいいレンヌの街をお散歩して、オペラ座でこの日の夜予定されていたモーリス・ベジャールの舞踊を当日券で観ようということになり、開演前の19時に並ぶまで時間を潰しがてらまた戻って来たのだ。今度はテラス側の席に座って外を眺めながら軽い腹ごしらえをした。
このカフェは休日もないし、いつでもタルティーヌや自家製野菜スープなど軽い食事ができる貴重なお店。レンヌでは、クレープリーのレストランを始めたいていのお店は3時〜夜7時までは閉まってしまうので、その時間帯に軽く食べるところがほとんどない。インテリアといい休日なしの営業といい、これまでのフランス的な方法ではなく、新しいやり方を取り入れたカフェといえるかもしれない。野菜中心のバジルペースト、トマト、モッツァレラのタルティーヌを注文する。このボリューム!トマトがまるでお花のように見える。
謎の黒いスープ
野菜スープの下に載っていたメニューを見て試しに注文してみたら、でてきたのが黒いスープでびっくり。注文するときLucieに聞いたら、彼女のおばあちゃんたち世代の人たちが昔よく飲んでいたスープで、お肉などのフォンを使って作られているらしい。飲んでみたらすごくしょっぱくてまるでおしょうゆスープのようだった。。けっして不味くないけれど、こんなにたくさんは飲めないくらい濃い味。これを使ってお肉を煮込んだりするにはいいかもしれない。
ごちそうさまでした
お店のオーナー
結局このあとオペラ座に行ってみたものの、やはり完売で当日券も出ないということで、ベジャールは観ることができなかった。ベジャールは亡くなったけれど、彼の振り付け・演出による演目で、ブーレーズ《ル・マルトー・サン・メートル》や電子音響音楽の巨匠ピエール・アンリの作品を含めた興味深いプログラムだっただけに残念(追記:ブーレーズのマルトーを含めたベジャール版はその後パリのガルニエで観ることができた)。少し我が家に寄っておしゃべりしたあと、Lucieは翌日の日本語レッスンに備えて帰って行った。
